卒業生紹介

栄養士科の卒業生

調理技術を学べたことは、今でも大きな財産。「食べる喜び」を患者さんたちに届けていきたいですね。

勤務先 日本歯科大学医科病院
管理栄養士
お名前 藤間 直樹さん
卒業年度 栄養士科2001年卒
紹介 新潟市出身。新潟県立新潟南高等学校卒。
日本歯科大学医科病院に2004年から勤務。
入院患者の栄養管理と、外来患者の食事指導、生活習慣病の改善を目指した生活指導などを担当。
「高齢化社会が進み、福祉の現場などで栄養士のニーズはますます高まるでしょう」

コメント

料理が好きで、学校の栄養士になりたいと思い、資格の取れる「悠久山」に入学しました。調理実習が楽しかったし、今も役に立っています。栄養士も料理ができないと調理師さんにうまく伝えられないですし、料理のできあがりもイメージしやすい。家でメニューの試作もしていますよ。

「悠久山」卒業後は学校給食センターなどに勤務し、管理栄養士試験のために勉強しました。管理栄養士の資格取得後、「悠久山」の先生の紹介で2004年から日本歯科大学医科病院で管理栄養士をしています。実は隣接する歯科専門の日本歯科大学新潟病院の管理栄養士が「悠久山」一期生の大先輩。相談に乗ってもらったりしています。

私の主な仕事は入院患者さん一人一人の栄養管理。高齢の方は食が細くなったり、「飲み込み」が悪かったりして、次第に体重が落ちて痩せてしまい、肺炎になって入院する場合が多いです。口や喉の状態を正しく評価し、それに見合った食事を考えなければいけません。医師、看護師、薬剤師、歯科医師などと連携して仕事をしています。歯科医師による「飲み込み」の評価を元に献立を作り、足りない栄養素は補助食品を使うなどします。食べる時は舌で食べ物をまとめて喉に送り飲み込んでいるので、喉だけでなく舌の動きも大切なんですよ。患者さんが食べられる物や、ペーストやゼリーなど嚥下可能な食形態を探します。私は「悠久山」で「飲み込み」について興味を持ち深く学びましたので、それも今の仕事に役立っていると言えますね。

他に、外来の糖尿病や脂質異常の患者さん向けに食事指導などを行っています。生活習慣や食事内容を聞き取って問題点を洗い出し、改善を提案します。ただ、食事は身についているもので、急に大きく変えるのは難しい。患者さんを型にはめるのは無理です。あくまで患者さん主体で少しずつ改善してもらうよう心がけていますが、自分に置き換えれば一歩踏み出す大変さはよく分かります。最初はできるだけハードルを下げて、「運動」だったらエレベーターでなく階段を使うとか、買い物に行くときにできるだけ歩くとか、日常的にやりやすいことを一緒に探します。「食事」も、男性の一人暮らしだと料理が面倒な場合も多いでしょうから、市販の惣菜の選び方や、簡単にできる野菜料理、冷凍野菜の利用方法などを指導しています。

私の指導で外来患者さんの体調が改善した時はうれしいですし、入院患者さんがゼリー1個を「食べるのが楽しみ」と言っているのを聞くと、「ほんの少しでも食事の喜びにつながっているんだ」とやりがいを感じます。3食365日、献立を考えるのは病院の特徴。他に学校や介護施設など、栄養士は幅広い職場からニーズがある専門性の高い仕事です。

「悠久山」では先生が粘り強く指導してくれました。開発に留まらず、幅広い業務に携わっていきたいです。

勤務先 株式会社宮野食品工業所
企画開発・品質管理部 課長/栄養士
お名前 小田 千恵美さん
卒業年度 栄養士科2007年卒
紹介 村上市出身。新潟県立村上桜ヶ丘高等学校卒。現在、企画開発・品質管理部課長。「地道な作業の繰り返しと積み重ねで結果は変わる」と話す。仕事を通じて多くの人に出会い、人間関係が構築され、仕事が増えていくことがやりがい。「勉強は大変ですが、『悠久山』で学んだ全てが自分の糧になります」と後輩にエールを送る。

コメント

日々、自分が食べている物がどのように作られているか興味があったこと、また単純に「自分が食べたい物を商品化できたら」と思って開発職を目指しました。

「悠久山」は校外実習があり、栄養士として専門的な事と、本格的な調理技術が学べることに魅力を感じて入学を決めました。食品学や食品加工学は、現在の仕事である開発の中で役立っています。今でも当時の教科書やノートを開いて調べることがありますよ。食品学実験で、先生が妥協せず何度も粘り強く指導してくれたことが印象に残っています。多くの実習や実験を通して、周囲との協調性を身につけることもできました。勉強は大変でしたが、全て自分の力になりました。

卒業後に現在の職場に就職し、勤続11年を迎えました。企画から製造への落とし込み、パッケージ考案など、新商品発売までの全業務に携わり、直接取引先へ商談に出向く営業活動も行っています。表面的な部分よりも、それを支える見えないところで努力するようにしています。何事にも誠実に向き合うよう心掛けていますし、興味を持ったこと、疑問に思ったことは、できるだけ自分から現場に足を運んで調べるようにしていますね。今後は商品開発にとどまらず、自分の工場を持ち、ものづくりから販売、管理に至るまで幅広く仕事をしたいですね。

現在、幼稚園の栄養士として働き、「悠久山」で学んだことが今の仕事にとても役に立っています。

勤務先 学校法人 長正学園
認定こども園 中島幼稚園・わくわく保育園/栄養士
お名前 大澤 理絵さん
卒業年度 栄養士科2017年卒

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応用栄養学実習では、ライフステージ別の献立を実際に作ります。応用栄養学という座学の授業でライフステージのそれぞれの特徴を学んだうえで実習に入るので、理解もしやすいです。実際に作ることで、味や食材の切り方などが学べたことは、子どもたちの食について考える仕事をしている私にとってとても力になっています。特に「離乳食や幼児の補食について」の部分が印象に残っています。また、大量調理での衛生管理や100食分の給食を調理することを体験したため、調味料の加減や作業工程などを考えながら献立を作成できているというところも役に立っています。

栄養士科2年生では、2週間の校外実習がありますが、そこで学んだ現場作業の経験もとても力になっています。

仕事をするうえで大切にしていることは、子どもたちに少しでも食べものについて興味を持ってもらうために行事食を華やかにしていることです。また、栄養面からだけでなく楽しく食事をすること、大人になっても恥ずかしくないような一定のマナーを身につけてもらえるような食育も心がけています。実際に食べものに触れてもらうなどの体験を取り入れた食育をしています。

今後はおいしく栄養のある給食、おやつをつくることはもちろんのこと、ただ食事をするだけでなく"楽しく"食べてもらえるような給食を提供したいと考えています。そのために自分も子どもたちと一緒に日々学びながら、子どもたちの食に対する興味の幅を広げられるような食育を行っていきたいです。少しでも食に関する仕事をしたいという子が増えたらうれしいです。

調理専攻科の卒業生

学びの中で「店を持つ」という目標を明確にできました。この店ならではの料理を目指し、日々厨房に立っています。

勤務先 オステリア ラ・フェニーチェ(OSTERIA La fenice)
オーナーシェフ/調理師
お名前 小林 直子さん
卒業年度 調理専攻科2005年卒
紹介 長岡市出身。新潟県立長岡大手高等学校卒。東京の有名イタリア料理店で6年間、イタリアで1年間の修業を経て現在の店をオープン。店名は長岡市のシンボルである「不死鳥」を意味するイタリア語。温かく落ち着きのある店内でランチやディナーが楽しめる人気店。

コメント

「料理が好きなら専門学校で学んでみたら」と母に勧められたのがきっかけで「悠久山」へ。校外実習をしたレストランが厳しい指導で有名なお店で、いっぱい怒られ、社会の厳しさを知りました(笑)。調理実習では、現役で活躍する料理人が講師で勉強になりましたね。最初の調理実習で、中華の先生から「食事を作ってくれた人がいるのだから、どんな店に行っても必ず『ごちそうさま』と言って帰りなさい」と教えられて、今でもそれを守っています。

授業以外では友人と球技大会をしたり、先生たちと海でバーベキューをしたり、楽しかったですね。

特に好きなイタリア料理を将来専門にしようと決めていたので、卒業後は東京の恵比寿や広尾にあるイタリア料理店で6年間修業しました。東京でフランス料理店のオーナーシェフをしていた方からの紹介です。最初の年は職場で何をどうしたらいいのか分からず大変でしたが、一つずつ乗り越えました。イタリア料理を基礎から学びましたね。

その後はイタリアのトリノとシエナにある地元レストランに住み込み研修。ずっとイタリア語は学んでいましたが、やはり言葉には苦労しました。「日本人は器用」というイメージだったらしく、幅広く任せてもらったことを思い出します(笑)。食べ歩きや、休みに研修仲間と旅行にも行きました。約1年間でしたが、オン・オフをはっきりさせるイタリア流の仕事や、融通を利かせた自由度の高い料理方法などを現地で体験し、自分の料理の幅も広がりました。

帰国後は長岡市でパンとお菓子作りを勉強し、2013年にこの店をオープン。イタリアの田舎にあるような、温かみのある店にしようと思って始めました。旬の食材を生かした気取らないイタリア料理を提供しています。東京で修業中に覚えた魚介のトマトソースが人気。海の幸も豊富な新潟ですから、魚介メニューは充実させています。生パスタも自家製。お客さまには、他にはない、うちの店ならではの料理を「食べたい」と思ってほしい。地元のお客さまがリピーターになってくださって、ありがたいです。

料理人は、食べる人のことを考えながら仕事をし、キャリアを積んでも向上心を失わずにいられます。自分のスタイルを崩さない料理でお客さまが喜んでくれるのは本当にうれしいですし、仕事の励みになります。

「悠久山」での日々は、将来について集中して考える時間だったと思います。その中で「店を持つ」という目標をはっきりさせ、ここまで来ることができました。今でも「悠久山」の先生とは仲良くしています。お店にもよく来てくれるんですよ。卒業後も良いお付き合いができています。

洋菓子作りの基本を学ぶことができた「悠久山」。自分の目指す道がきっと見つかります!

勤務先 株式会社美松 ガトウ専科
洋生仕上げ/チーフ/調理師
お名前 内山 亮さん
卒業年度 調理専攻科2005年卒
紹介 長岡市出身。新潟県立長岡農業高等学校卒。卒業後から13年間、現在の職場で洋菓子作りに携わっている。「少し仕事ができるようになったからといって図に乗らないよう心掛け、常に初心に返った気持ちで仕事をしています」

コメント

もともと料理に憧れがあり、特にお菓子作りに興味がありました。「悠久山」では和洋中といろいろな調理を勉強できるし、洋菓子についても学べるというので、入学前からとても楽しみにしていました。これから入学する人も、幅広く学ぶうちに自分の目指す食の道がきっと見つかると思います。学校のイベントも充実しているのでオススメです!卒業後からずっと仕事で洋菓子作りをしていますが、在学中に学んだ基本を現場で応用できました。今は洋生ケーキのチーフとして現場を回しています。他にパートと社員の仕事内容のチェックもしていますね。その日の仕事内容を考え、スムーズに仕事を進めること、お客さまによりよい商品を提供することを心掛けています。自分で作ったケーキをお客さまや友人に喜んでもらえるとうれしいし、やりがいを感じますね。技術を磨き、オリジナルケーキを開発するなどして、将来は自分のお店を持つのが夢です。

目指すは全国一の栄養科!!嚥下食の技術を広め、いつまでも口から食べられる食事作りに挑戦します

勤務先 社会福祉法人長岡福祉協会 介護老人保健施設 サンプラザ長岡
調理師
お名前 水澤 慶太さん
卒業年度 調理専攻科2004年卒

コメント

調調理師として、美味しくて安全な食事作りはもちろん、自分にできる最高のパフォーマンスが出来るように心がけています。また、常にチャレンジ精神を持ち、新たなことに挑戦し、スキルアップできるよう努力しています。

今後は「嚥下食」という食事の素晴らしい技術を、長岡市の病院・施設はもちろん、これからの未来を担う学生達にも広めていきたいと思います。そして、今いる施設の栄養科を 「全国一の栄養科」にするこが今の夢です。

調理師科の卒業生

基本的なメニューの作り方を在学中に学びました。「悠久山」の先生とのつながりは、卒業後も財産です。

勤務先 株式会社朔
代表取締役/調理師
お名前 山﨑 武雄さん
卒業年度 調理師科2000年卒
紹介 長岡市出身。新潟県立長岡商業高等学校卒。結婚式場、割烹、居酒屋共同経営を経て長岡市内に「和ダイニング朔(さく)」をオープン。仕事の面白さは「結果を残すこと」と話す。「課題を改善していける仲間と仕事をしていきたいですね」

コメント

「悠久山」で学んだのはもう20年も前ですが、メニューを開発する際には昔のレシピを見直す機会があります。基本的なレシピの作り方は在学中に教えてもらったと今でも思いますよ。卒業後何年たっても心配してくださる先生がいることは、「悠久山」で得た何よりの財産です。働き始めてから、やらなければならない課題をクリアすることの楽しさを覚えて、食と仕事に対してやりがいを感じられるようになりました。小さくても結果を出すことで、仕事の面白さが増します。8年前に立ち上げた「和ダイニング朔(さく)」では経営全般の他、さまざまなPR活動をしています。準備に時間を掛け、仕事は段取りよく終わらせること、緊急ではなくても将来重要になる事にも時間を費やすよう努力していますね。「人財」教育と、畜産農家との連携にも力を入れています。学生時代はあっという間。目標を持ち充実した日々を「悠久山」で過ごしてください。

地元長岡にイタリア料理店をオープン化学調味料に頼らず食材そのものの味と香りを大切にする

勤務先 オステリア フォンテ
代表取締役
お名前 布川 太智さん
卒業年度 調理師科1997年卒

コメント

悠久山で印象に残っているのは調理理論、食品衛生学、栄養学です。学生時代に学んだことは今の仕事にも役に立っています。

仕事をするうえで、化学調味料を使わず食材そのものの香りを大切にするようにしています。イタリア料理店と聞くと少し入りにくいイメージがありますが、気軽に足を運んでもらえるお店にしていきたいと思っています。

お客様からかけて頂く一言がとても嬉しい結婚式場でデザートを担当、製菓実習の経験が役立っています!

勤務先 ザ・ガーデンプレイス小林樓
調理スタッフ
お名前 畔上 智笑さん
卒業年度 調理師科2016年卒

コメント

現在キッチンのデザートを担当しているので、在学時の製菓実習がとても役に立っています。仕事をするうえで、全スタッフとのコミュニケーションを大切にし、良い雰囲気で仕事ができるよう心掛けています。

今後はお菓子を自分で、製造・販売する仕事をしたいと思っています。

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